研究課題
基盤研究(B)
高銀緯領域(太陽系近傍領域)において、Planck衛星とIRAS衛星のデータから導出された低温ダストの光学的厚み及びダスト温度のパラメータと水素原子(HI)ガス、CO輝線強度のデータを比較した。この比較研究の結果から光学的に厚いHIガスが従来考えられていたよりも多量に存在し、MBM53,54,55などで分子雲の周囲にも広がって分布していることを明らかにした。このHIガスの光学的厚みは1-2程度、スピン温度は30K程度が多くの割合を占めている。近年注目されている原子、分子輝線では直接トレースできないDark gasはHIガスが光学的に厚いということを考慮することで説明可能であることを示した。
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