研究課題
基盤研究(B)
汽水湖における酸性化現象の解明のため,宍道湖・中海を中心にして,堆積速度と石灰質有孔虫殻の保存について調べた。宍道湖では,湖底堆積物の堆積過程が東西で異なることを確認し,宍道湖・中海の有機物の堆積が1970~80年代に増加したことをPb-210法とCs-137法によって明らかにした。また,1950~60年代には,陸域起源物質の供給が低下したことをRa-226の減少で確認した。コア堆積物の分析によって炭酸塩の溶解が低塩分域で顕著であること。また,貝殻片の湖水中で溶解量の検証から,炭酸塩の溶解には,有機物の分解速度のほか,海水による緩衝作用が関係していることが明確になった。
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