研究課題/領域番号 |
25288041
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物性化学
|
研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
吉田 幸大 名城大学, 農学部, 助教 (10378870)
|
研究分担者 |
前里 光彦 京都大学, 理学研究科, 准教授 (60324604)
|
連携研究者 |
武田 定 北海道大学, 理学研究科, 教授 (00155011)
水野 元博 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (70251915)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
|
キーワード | 多環芳香族炭化水素 / 軌道縮重 / コロネン / 電荷移動 / 超伝導 / 超分子ローター / キャリア注入 / 分子配列 / 電荷移動錯体 / 電界効果トランジスタ / 結晶構造 / π-d相互作用 / 分子ローター / FET |
研究成果の概要 |
高対称多環芳香族炭化水素コロネンから成る電荷移動錯体の新規開発を推進した。 交互積層型中性錯体において、コロネン分子の回転挙動が積層内の分子配列と相関を持つことを見出した。 電解酸化により、世界初のコロネン陽イオン固体を開発した。有意なπ-π相互作用は持たず、分子性固体としては稀有な立方晶系をとる。電荷不均一に起因して半導体的挙動を示したが、高い室温電導度(1.7 Scm-1)を有する。また、π積層構造を有するコロネン陽イオン塩の開発にも成功した。グラファイトより短い面間距離を有し、半導体的挙動を示した。この塩において、コロネン陽イオンの静的Jahn-Teller歪みの観測に世界で初めて成功した。
|