研究課題/領域番号 |
25289124
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
糸崎 秀夫 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (70354298)
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研究分担者 |
宮戸 祐治 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 助教 (80512780)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
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キーワード | 核四極共鳴 / 計測システム / 高感度化 / 計測工学 / システム開発 / 高周波 / 変調 / 検知 |
研究成果の概要 |
核四極子共鳴(NQR)は、隠匿された爆発物等を検知できる現象として有望である。その検出感度が不十分なため、検知範囲が狭かったことが実用化の課題であった。本研究では検知可能範囲を広げるため、NQRの送受信の改良によって高感度化することを目的とした。まず、送信系の改良によって対象物質の共鳴周波数で高周波を変調することで、励起効率の向上を目指したが、実験的には励起効率が大変低かった。そこで、送受信系のアンテナ構造・シーケンスの最適化によって感度向上を進めた。その結果、高感度化が可能となったので、その成果を踏まえて地雷探知機を試作し、南米コロンビア共和国での実証試験にて埋設地雷の実用的検知に成功した。
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