研究課題/領域番号 |
25292198
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
高久 康春 浜松医科大学, 医学部, 助教 (60378700)
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研究分担者 |
針山 孝彦 浜松医科大学, 医学部, 教授 (30165039)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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キーワード | 電子顕微鏡 / 高真空 / 生きたまま / NanoSuit / FE-SEM / 形態学 |
研究成果の概要 |
生物試料は成分の70~80%が水であるため、高真空環境(10-3-10-7Pa)を必要とする電子顕微鏡で観察するには、事前の化学固定や脱水が不可欠と考えられてきた。しかしこれらの処理は、試料の変形やアーティファクトを生じさせる為、従来法による観察・解析による結果は、生体本来の構造を正確に捉えてはいなかった。本研究では全く新しいアプローチで生物試料の高真空・高分解能観察に取り組んだ。昆虫の体表面物質(および疑似物質)を試料に塗布し、電子線およびプラズマ照射により体表全面に高気密”NanoSuit”を形成することにより、高真空中で試料を生きたまま維持・高分解能観察することがはじめて可能となった。
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