研究課題/領域番号 |
25293036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
細谷 健一 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 教授 (70301033)
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研究分担者 |
赤沼 伸乙 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 助教 (30467089)
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連携研究者 |
久保 義行 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 准教授 (20377427)
松谷 裕二 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 教授 (50255858)
高島 忠之 独立行政法人理化学研究所, 分子プローブ動態応用研究チーム, 研究員 (80469907)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2013年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 薬学 / 血液網膜関門 / 有機カチオン輸送体 / 内側血液網膜関門 / トランスポーター / カチオン性薬物 / P-糖タンパク質 / Influx / ベラパミル / 血液脳関門 / 有機カチオン性薬物 / TR-iBRB2 / インフラックス / 有機カチオン輸送担体 / 輸送活性・物性相関 |
研究成果の概要 |
本研究は網膜疾患治療に対しポテンシャルを有するカチオン性薬物を網膜へ効率的に送達することを目標とし、循環血液と網膜とを隔てる血液網膜関門に存在する輸送機構の詳細解明に取り組んだ。血液網膜関門モデル細胞及び正常及び遺伝子欠損ラットを用いた解析から、血液網膜関門には有機カチオン性薬物を循環血液中から網膜へと促進的に供給する機構の存在が実証され、その特性について一部明らかとなった。また、サルを用いた解析において、有機カチオン性薬物の一つ、ベラパミルについて、網膜への移行性は脳への移行性と比して高いことが示され、本取り込み輸送機構は網膜へと選択的に薬物を送り込むルートになり得ると期待される。
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