研究課題/領域番号 |
25293038
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中川 晋作 大阪大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (70207728)
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研究分担者 |
浅田 秀夫 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (60252681)
廣部 祥子 大阪大学, 大学院薬学研究科, 助教 (70644582)
岡田 直貴 大阪大学, 大学院薬学研究科, 准教授 (90312123)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2015年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2014年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2013年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | マイクロニードル / 皮膚疾患 / 臨床研究 / 経皮投与製剤 |
研究成果の概要 |
本研究では、皮膚疾患(脂漏性角化)に対して皮膚内溶解型マイクロニードル (MN) を応用した新規薬物治療法の創出に取り組んだ。皮膚にオールトランスレチノイン酸 (ATRA) 装填MN製剤を貼付すると、皮膚表層にHB-EGFの発現が増加し、角質層のターンオーバーが促進された。そこでATRA装填MN製剤のヒト臨床研究を実施したところ、ATRA装填MNは重篤な副作用を誘発することなく、ATRAを確実に皮膚内に送達出来ること、またこれにより脂漏性角化症や老人性色素斑の症状を改善しうる製剤になる可能性が示された。 また我々は新たに針部強度に優れる新規ソリッド型MNとしてPGA-MNの開発にも成功した。
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