研究課題
基盤研究(B)
本研究では、ES細胞とがん細胞両方で重要な働きをするMycとNucleostemin遺伝子を手掛かりにこれらの細胞の類似性を規定している分子基盤の解明を目指した。まず、Nucleostemin遺伝子のES細胞での欠失に伴って起こる細胞死がNanog及びEsrrbの強制発現によってキャンセルされることを示した。また、正常細胞にMycを過剰発現させた場合に起こる細胞死は、内在性のMaxとの量的不均衡によって生じた遊離Mycタンパク質の機能を反映していることを明らかにした。かつ、Mycが高発現しているES細胞及びがん細胞では遊離Mycの細胞死誘導活性を抑制する因子が存在することを明らかにした。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (14件) (うち国際共著 3件、 査読あり 13件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 1件) 備考 (3件)
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