研究課題/領域番号 |
25293111
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
清水 博之 国立感染症研究所, その他部局等, その他 (90270644)
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連携研究者 |
西村 順裕 国立感染症研究所, ウイルス第二部第二室, 主任研究官 (00392316)
片岡 周子 北海道大学, 人獣共通感染症リサーチセンター, 特任助教 (10646623)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2015年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | エンテロウイルス / エンテロウイルス71 / 受容体 / PSGL-1 / 手足口病 / レセプター / 動物モデル / 病原性 / 感染モデル / 分子進化 / カニクイザル |
研究成果の概要 |
本研究プロジェクトでは、エンテロウイルス71(EV71)カプシドアミノ酸変異とウイルス表現型・病原性発現の関連について解析した。EV71カプシド5回転軸に位置するVP1-145等特定のアミノ酸は、PSGL-1結合性・抗原性等、様々なウイルス表現型に関与していた。カニクイザルモデルにより、我々は、VP1-145Eバリアントが感染個体内で強力に選択され、PSGL-1非依存的にウイルス血症や中枢神経病原性の発現に関与することを明らかにした。これらの結果は、細胞特異的ウイルス増殖、個体内適応、および病原性にVP1-145におけるアミノ酸多型が関与することを示唆している。
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