研究課題/領域番号 |
25301030
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
高橋 基泰 愛媛大学, 法文学部, 教授 (20261480)
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研究分担者 |
平井 晶子 神戸大学, 大学院人文学研究科, 准教授 (30464259)
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連携研究者 |
村山 聡 香川大学, 教育学部, 教授 (60210069)
モリス マーティン 千葉大学, 大学院工学系研究院, 教授 (20282444)
長谷部 弘 東北大学, 大学院経済学研究科, 教授 (50164835)
村山 良之 山形大学, 大学院教育実践研究科, 教授 (10210072)
山内 太 京都産業大学, 経済学部, 教授 (70271856)
平井 進 小樽商科大学, 商学部, 教授 (30301964)
佐藤 睦朗 神奈川大学, 経済学部, 准教授 (90409855)
岩間 剛城 近畿大学, 経済学部, 准教授 (30534854)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2015年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2014年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 家計 / 家・家族・世帯 / 地域経済 / 史的対比研究 / 史料発掘 / 旧上田藩上塩尻村 / 同族 / 日欧 / 市場経済形成期 / 日欧地域 |
研究成果の概要 |
本研究計画は総体として、日本独自の歴史的存在である「家」が、欧州社会においても家族史の諸研究成果を活用し、生業の構造(家業・家産)すなわち「家計」に焦点をあてた実証的比較で理解可能となることを見出した。蔵開けにより発見された新史料データ分析を進めた結果、日本の長野県旧上田藩上塩尻村における「家計」形成が主要同族各家系の始まりとともに18世紀中葉であること、蚕種業の発展による経済的基盤がそれを可能としたことを証拠づけた。商品経済の進展を背景に欧州の家族・世帯では地域毎の偏差はありながらも消費経済の具体的変化が時系列上でたどりやすいが、家計の形成という点では日本の事例の方がより明確に現れる。
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