研究課題/領域番号 |
25303019
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
土木環境システム
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山下 尚之 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (90391614)
|
研究分担者 |
田中 宏明 京都大学, 大学院工学研究科, 教授 (70344017)
水野 忠雄 京都大学, 大学院工学研究科, 講師 (00422981)
井原 賢 京都大学, 大学院工学研究科, 研究員 (70450202)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2015年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
|
キーワード | 薬剤耐性菌 / 河川流域 / ラクタマーゼ / βラクタマーゼ / 多剤耐性菌 |
研究成果の概要 |
本研究では,日本,中国,バングラデシュという3つの国を対象として,河川流域における薬剤耐性菌の存在実態について調査を行った。日本の桂川流域での調査の結果,下水処理水は耐性菌割合や多剤耐性度が河川水よりも高く,河川流域において下水処理場が薬剤耐性菌の発生源になっていることが示唆された。中国の都市河川およびバングラデシュのブリゴンガ川における調査においても,同様に下水処理水は薬剤耐性菌の発生源になっていることが示唆された。一方,耐性菌の多剤耐性について,日本と比較してバングラデシュの多剤耐性度は高い値が示された。
|