研究課題
基盤研究(B)
栽培イネの遺伝資源である野生イネ,特に同じゲノムを有するAAゲノム種の多様性評価を行うとともに,現地での生態的特徴を明らかにすることで遺伝資源として栽培イネ改良に資する成果を蓄積した.アジア種である野生イネが最も高い多様性を示すこと,アメリカ種は進化の特殊性から母系においてアジア種と同様な高い多様性を示した.タイの野生イネは1集団でもアジア全域に匹敵する多様性を示し,ベトナムでは隣国と異なる雄性不稔型の栄養繁殖優占の野生イネが生息することがわかった.オーストラリアは極めて特殊であり,新種とみられる種の特徴付けを行った.
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件) 図書 (2件) 備考 (2件)
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http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/lab/1/plantbrd/genetics.html