研究課題/領域番号 |
25304024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター |
研究代表者 |
飯泉 佳子 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 生産環境・畜産領域, 主任研究員 (00414996)
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研究分担者 |
近藤 始彦 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (00355538)
渡辺 武 国際農林水産業研究センター, 企画調整部, 科長 (40425525)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 水稲 / 生育障害 / 水田 / 灌漑水管理 / 土壌化学 / 作物生理 / メコンデルタ / ベトナム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、ベトナム・メコンデルタの非酸性硫酸塩土壌地域における水稲雨期作の減収要因を明らかにし、雨期作で発生する水稲の生育障害や登熟不良を抑制する対策技術を提示することである。 雨期作の籾収量は乾期作と比較して半分程度であり、低収量の主な要因は一穂籾数の低下であった。また、雨期作の減収には土壌の還元障害(特に硫化水素)と気象要因(高温、強風、低日射)による障害の両方が関与している可能性が示唆された。今後さらなる検証が必要であるが、土壌の還元環境を緩和する水管理技術として中干、酸性化(硫酸の生成)を抑制する対策技術として乾期作収穫後の田面湛水が有効と考えられる。
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