研究課題
基盤研究(C)
本研究は並列計算処理プログラムの安定動作のための設計技法(形式言語)に関するものである.複数のユニットが並列に動作すると予測できない不具合により並列計算が立ち往生してしまう.それを避けるべく並列処理部分のシーケンスをユニットごとに設計図としてまとめておき、複数のユニットが並列動作した時の全体の並列動作の流れのみを形式的に確認する方法が研究されている.本研究はシーケンスをただイベントとして記述するばかりでなく時間の概念も導入して並列処理が安定に動作するか検証しようというものである.並列処理で生じると予測されるいくつかの不具合は設計段階で予知できる技法の開発を進めることができた.
すべて 2015 2014 2013
すべて 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)