研究課題/領域番号 |
25350125
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
早瀬 和利 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10144180)
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連携研究者 |
辻岡 和代 桜花学園大学, 保育学部, 准教授 (90440809)
横越 英彦 中部大学, 応用生物学部, 教授 (70109320)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | オルニチン / 脳タンパク質合成 / 成長ホルモン / 脳下垂体摘出 / アルギニン / 神経成長因子 / 転写過程 / ラット / Nerve Growth Factor / RNA activity |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,オルニチン摂取により観察される脳タンパク質合成の増加のメカニズムを明らかにすることである。脳タンパク質合成速度は,対照群でオルニチン摂取で有意に増加したが,脳下垂体摘出によりオルニチンの効果は消失した。脳タンパク質合成の促進作用は,アルギニンよりもオルニチンの方が明らかに高かった。海馬の神経成長因子は,その濃度が,オルニチン摂取で有意に増加し,mRNAレベルはオルニチンの影響を受けなかった。以上の結果から,オルニチン摂取による脳タンパク質合成のメカニズムには,オルニチン自身の重要性,成長ホルモンの寄与が示され,mRNAレベルでは寄与していないことが示唆された。
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