研究課題/領域番号 |
25360004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
渡邉 一哉 山形大学, 農学部, 准教授 (80406892)
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連携研究者 |
岡本 侑樹 京都大学, 地球環境学堂, 特別研究員(DC2)
吉川 尚 東海大学, 海洋学部, 准教授 (80399104)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 沿岸生態資源 / バンドン湾 / 資源利用の変遷 / 基礎生産量 / 環境変動要因 / 自然災害 / 持続性 / 制度変更 / 沿岸生資源利用 / タイ国バンドン湾 / 沿岸資源開発 / カキ・ハイガイ / 沿岸資源利用 / カキ / ハイガイ / 歴史環境学的視座 / 養殖技術 / 洪水 |
研究成果の概要 |
調査地であるバンドン湾は,カキ・ハイガイのタイ国内最大の産地であり,またその養殖方法は極めて粗放的であることが特徴である。一方で,生産を環境に依存しているがため,環境変動によって漁民の収入(漁獲量)は大きく変動する。そこで,バンドン湾での養殖が始まってから現在までの約50年に渡る災害の実態把握を行った。災害規模と生産量の減少,そして回復時間についてだけでなく,災害を要因としない生産量の変動があることも明らかとなった。これまで生態資源の持続に関しては理化学的な評価が主であったが,今回明らかになった施政要因も評価軸に取り込むことで,より現実的な「持続的管理」が行える可能性を示すことが出来た。
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