研究課題/領域番号 |
25370146
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 南九州大学 |
研究代表者 |
関西 剛康 南九州大学, 環境園芸学部, 教授 (80461656)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 日本庭園 / 禅宗庭園 / 禅宗 / 夢窓疎石 / 上皇 / 天皇 / 公家 / 変遷 |
研究成果の概要 |
14~15世紀の禅宗庭園の形成背景を探るべく、夢窓疎石の再評価を行った。その結果、1)夢窓が元弘3年の入洛後に作庭に関与した西芳寺庭園と天龍寺庭園で、それまで禅宗庭園を利用していなかった公家らが武家らを伴って、禅宗庭園にもかかわらず王朝文化による使用を始めた。これは王朝文化による利用ができた公家の庭園が、鎌倉末期にすべて衰退したため、禅宗庭園へと移行したことも要因と判明した。2)この禅宗庭園における公家の王朝文化による利用について、夢窓は『夢中問答集』に、禅修行に役立つことを条件に承認していた。3)そして、室町前期の庭園において、禅僧・公家・武家との文化交流が盛んになっていったことが判明した。
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