研究課題/領域番号 |
25370312
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
岩瀬 由佳 東洋大学, 社会学部, 准教授 (60595411)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | Anancy Stories / カリブ海地域の文学 / ポストコロニアリズム / ジェンダー研究 / アフリカ系作家 / 民話 / Erna Brodber / Pauline Melville / Louise Bennett / アフリカ系女性作家 / コロニアリズム・ポストコロニアリズム / カリブ海地域 |
研究成果の概要 |
アフリカ人奴隷とその子孫たちによって語り継がれてきた西アフリカ、アカン族の神話に由来するカリブ海地域の民話、Anancy Storiesは、子供向けの物語であり、一般的に被植民者の間では「価値のないもの」として認識されてきたが、旧英領カリブ海地域出身の現代作家たちは敢えてそのAnancy Storeisを作品に取り込み、抵抗や反逆心を「笑い」で偽り装うことで生き抜く術を探り、脱線と迂回を繰り返しながら強者(支配者)を欺こうとする弱者(被植民者)を体現するアナンシーの物語に秘められた語りの芸術を植民地主義への文学的カウンターアプローチとして創造的に用いていることを明らかにした。
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