研究課題/領域番号 |
25370495
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 麗澤大学 |
研究代表者 |
笹原 健 麗澤大学, 外国語学部, 講師 (10438921)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 上ソルブ語 / 語順 / 言語接触 / ドイツ語 / 情報構造 |
研究成果の概要 |
上ソルブ語の語順について,おもに以下の2点を明らかにした。(1)ドイツ語の枠構造を想起させる文において,主節ではドイツ語と同様に,文の第2要素に助動詞が,文末に動詞の不定形が現れやすいことを統計的に示した。従属節ではドイツ語は主節と異なる語順を用いるが,上ソルブ語では主節と同じ語順を用いる傾向が見られる。その結果,ドイツ語との共通点と相違点を見ることができた。(2)付け足しやあとからの説明語句のように,文が終止したあとに何らかの文要素が述べられることがあるが,上ソルブ語においてもその出現を確認することができた。これらのことにより,本研究課題の所期の目標は概ね達成することができたと考える。
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