研究課題/領域番号 |
25370766
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
能川 泰治 金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (30293997)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 都市下層社会 / 高度経済成長 / 釜ヶ崎 / 裸の会 / 労務者渡世 / 聞き取り調査 |
研究成果の概要 |
本研究は、聞き取り調査と文献史料の解読によって、高度経済成長期における大阪市の「釜ヶ崎」地域の歴史的形成過程を考察したものである。具体的には、当該地域に生きた人びとによって刊行された二つのローカルメディア『裸』と『労務者渡世』について、その誌面の分析と編集活動に関わった当事者からの聞き取りを通じて、どのような労働者文化が形成されたのかを解明しようとした。結果として、『裸』は文芸活動を通じて日雇労働者の更生意欲を喚起し、『労務者渡世』は生活情報提供を通じて、「労務者」としての自己肯定を呼びかけるものであることを明らかにした。
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