研究課題/領域番号 |
25370846
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | ノートルダム清心女子大学 |
研究代表者 |
鈴木 真 ノートルダム清心女子大学, 文学部, 准教授 (60400610)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 清朝 / 雍正帝 / 八旗 / 旗人官僚 / 旗王 / 吏科史書 / 移旗 / 乾隆帝 / 后妃 / 旗人 / 吏部 / 藩邸旧人 / 地方志 / 官僚 |
研究成果の概要 |
本研究では,清朝の第五代皇帝・雍正帝(在位1722~1735)の治世における旗人官僚の登用について分析した。その特徴と,雍正帝のおこなった八旗改革との関係を明らかにすることで,当該時期における宮廷内の権力構造についても再検討した。雍正帝は即位後,皇子時代の旧臣らの能力や適性を見極め,かれらを手駒として効果的に要職に登用していった。その一方で,下五旗の旗王(有力皇族)麾下の旗人官僚については,自らの支配する上三旗に所属替えをおこなう方法(「移旗」)によって,新たな上三旗を構築していった。ただしその際には,雍正帝が旗王に配慮を示し,既存の八旗内の構造の温存に留意していたことを明らかにした。
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