研究課題/領域番号 |
25370872
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
高澤 紀恵 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (80187947)
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研究協力者 |
Descimon Robert Ecole des Hautes Etudes en Sciences Sociales
Cosandey Fanny Ecole des Hautes Etudes en Sciences Sociales
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 近世 / フランス / カトリック改革 / パリ / イエズス会 / ジャンセニズム / 教区 / 篤信派 / 宗教 / 権力 / 絶対王政 / 17世紀 / ジャンセニスム / ミクロ・ポリティクス / カトリック・改革 / 都市 |
研究成果の概要 |
パリの北東に位置するサン・ポール教区の一司祭、ニコラ・マジュールの在任期間(1633-1664)に焦点をあて、この教区で展開したミクロポリティクスの解明に取り組んだ。その結果、この教区がカトリック改革がうんだ新しい宗教実践と多様な思惑が交錯する紛争の場(アリーナ)となっていく具体的様相を明らかした。とりわけ、司祭マジュールが聖体会の指導的リーダーから戦闘的なジャンセニストに転じる軌跡をはじめて追い、17世紀中葉の政治と宗教の複雑な連関を都市社会史の文脈で理解する道筋を示すことができた。
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