研究課題/領域番号 |
25370921
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
米家 志乃布 法政大学, 文学部, 教授 (30272735)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 蝦夷地 / 北海道 / 地図作製 / 日本 / ロシア / ヨーロッパ / 19世紀 / フロンティア / 江戸幕府 / ロシア地理学協会 / 古地図 / ロシア極東 / シベリア / ロシア帝国 / 節用集 / 極東 / 中央アジア / 地理学協会 / 探検 |
研究成果の概要 |
本研究では、19 世紀における江戸幕府・ロシア科学アカデミー・ロシア地理学協会などの日本とロシアの国家学術機関が作製した地図類に描かれた「蝦夷地」の地域像を検討することを目的とした。日本で作製された日本図や蝦夷図に描かれた「蝦夷地」像は、江戸幕府天文方が主導した伊能忠敬による測量図(伊能・間宮図)および松浦武四郎による蝦夷図が完成形である。一方、ロシアでの「蝦夷地」像は、帝国アトラスなどの国家機関の地図においても旧態以前とした不正確なものだったことが明らかになった。また、日本の民間における「出版図」を見ても、必ずしも最新の地理情報は繁栄しておらず旧態依然とした蝦夷地のかたちが描かれていた。
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