研究課題/領域番号 |
25380147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
岸本 一男 筑波大学, システム情報系, 教授 (90136127)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 空間的投票理論 / ゲーム理論 / ε均衡 / 部分ゲーム完全均衡解 / 原理党 / 現実党 / 国政選挙 / 有権者意見分布 / 展開系ゲーム / 部分ゲーム完全均衡 / 政党得票率 / 認識誤差 / ナッシュ均衡解 / 測定誤差 / ダウンズのモデル / メデイアンボーター / 2つの対立軸 / 原理党と現実党 / ナッシュ均衡 / 展開形ゲーム |
研究成果の概要 |
ダウンズの空間的投票モデルでは,政党は政権獲得のために有権者意見分布に合わせて自党の政策位置を変更すると仮定されている(現実党).しかし,現実の選挙では有権者の意見分布に無関係に自党の主張を公約する政党(原理党)が存在し,その存在が選挙結果に影響しうる. 本研究では,現実党と原理党とが両方存在した場合の選挙を,展開系ゲームとして定式化し,その部分ゲーム完全均衡解(ε均衡の場合を含む)を,種々の条件の下で検討した.更に,その結果を日本の国政選挙にあてはめて,ある程度類似の結果が得られるか否かの実証研究を行った.理論予測と実証研究との乖離の可能性の1つとして地域特性の影響を検討した.
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