研究課題/領域番号 |
25390154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
船越 満明 京都大学, 情報学研究科, 教授 (40108767)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | カオス / 流体混合 / 速度場の対称性 / 熱対流 / 水面波 / 速度場 / 数理流体力学 / 臨界レイリー数 / カオス混合 / カオス運動 / 渦構造 / 混合効率 |
研究成果の概要 |
外部温度場の鉛直勾配の増加に伴って発生する直方体容器内の流体の熱対流の3次元定常速度場とその下での流体粒子の運動を、容器が傾いていない場合と傾いている場合について調べた。容器の傾き方と、熱対流速度場のもつ対称性および流体粒子の運動の特徴の関係を高精度の数値計算によって調べた結果、流体粒子のカオス運動の有無と速度場のもつ対称性に関係があり、速度場の対称性が流体混合効率の重要な指標の1つであることがわかった。また、直方体容器の共鳴的運動によって励起される水面波に伴う流体運動も調べ、容器のどのような運動の下で3次元流体速度場が時間について周期的、準周期的あるいはカオス的となるかを明らかにした。
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