研究課題/領域番号 |
25400388
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
福井 隆裕 茨城大学, 理学部, 教授 (10322009)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | トポロジカル絶縁体 / 第1チャーン数 / エンタングルメント / ストレーダ公式 / 第2チャーン数 / 量子ホール効果 / トポロジカルポンプ / Streda公式 / スピンポンプ / 量子異常 / トポロジカル超伝導体 / チャーン数 / エンタングルメント・チャーン数 / エンタングルメント・トポロジカル数 / 超格子 / ベリー位相 |
研究成果の概要 |
近年注目を浴びているトポロジカル絶縁体とは、例えばスピンアップとダウンのそれぞれを見ればトポロジカルに非自明だが、全体としてはそれぞれのトポロジカル数が逆符号であるためキャンセルして、一見トポロジカルに自明と見えるような新しいタイプの絶縁体である。 これに動機付けされて、我々は互いに逆符号のチャーン数を持つ模型を帯状に交互に並べた超格子系模型を提案した。その特別な模型の新規な振る舞いを理解を目指している過程で「エンタングルメント・チャーン数」という一般的かつ普遍的な新しいタイプのトポロジカル数の発見に至った。これがトポロジカル絶縁体一般の理解に大変有効であることを示した。
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