研究課題/領域番号 |
25400410
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
山中 由也 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10174757)
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連携研究者 |
中村 祐介 早稲田大学, 理工学術院, 助教 (40547080)
井上 智喜 早稲田大学, 理工学術院, 助手 (60609163)
桑原 幸朗 早稲田大学, 理工学術院, 助手 (00707812)
高橋 淳一 早稲田大学, 理工学術院, 助手 (60732211)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 量子輸送方程式 / 場の量子論 / 冷却原子系 / 自発的対称性の破れ / ゼロモード / Thermo Field Dynamics / アルファクラスターモデル / 南部-Goldstoneモード / アルファクラスター模型 |
研究成果の概要 |
凝縮のない冷却原子系を対象に、場の量子論に基づく非平衡過程の定式化から量子輸送方程式を導出し、その数値解析を行った。自己エネルギーに現れる虚部の存在が熱平衡への緩和に必要であること、非マルコフ性は非平衡過程の進行をゆっくりさせることを明らかにした。 凝縮現象を含む非平衡相転移過程記述の前提として、Bogoliubov近似が使えない有限サイズ系で、自発的対称性の破れに付随して現れるゼロモードの場の量子論として矛盾のない定式化に成功した。この定式化を冷却原子系で凝縮中にダークソリトンがある系や原子核αクラスターモデルにも適用し、従来全くない視点から理論的に解析した。
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