研究課題/領域番号 |
25400451
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
山崎 和仁 神戸大学, 理学(系)研究科(研究院), 講師 (20335417)
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研究分担者 |
谷島 尚宏 宇都宮大学, 大学院工学研究科, 准教授 (00548141)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 断層 / 欠陥場 / 変位場 / 変形場 / 分数階微分 / 非線形 / 非局所 / 非平衡 / 岩石変形 / フラクタル / 連続体力学 / 破砕帯 / 非整数微分 / 非整数次元 / ラプラス方程式 / グリーン関数 / 固体地球科学 / 変形 / 破壊 / 流動 / 理論 |
研究成果の概要 |
断層欠陥場は、非整数次元で特徴付けられる内部構造をもつ変形現象の典型例であり、それを分数階微積分学に基づいて考察した。一般化されたラプラス方程式の非整数グリーン関数から、非整数次元と方程式の分数階との関係式が得られる。横ずれ断層周辺の変位場は一般化されたラプラス方程式で記述されるので、上記の結果を適用した。横ずれ断層に関する観測データから、断層周辺空間の非整数次元を見積もった。これは、断層周辺領域における変形の非局所性を定量化したものである。また、一般化されたラプラス方程式をさらに一般化した非整数ナビエ方程式による変形場を、記述する手法も考察した。
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