研究課題
基盤研究(C)
曲面構造をもつπ共役分子は曲面に起因する特異な機能性を発現するため、新たな機能性分子としての応用が期待されている。本研究では、アニリンおよびフェノールの酸化反応をモチーフとした分子間ラジカル反応を用いることで、曲面構造をもつ様々なπ共役分子を穏和な条件で合成し、その機能性を明らかにした。具体的には、ポルフィリンを縮環構造で多量化することにより、これまで最大のねじれを持つ分子の合成を達成した。また、アントラセンを基質としたヘリセン分子を合成し、優れたキラル発光特性を明らかにした。さらにこれまで合成が不可能とされてきた、窒素を内部に含むバッキーボウルの合成に成功し、その物性を明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (17件) (うち査読あり 17件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 8件) 学会発表 (39件) (うち国際学会 8件、 招待講演 9件)
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