研究課題/領域番号 |
25410049
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
|
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
西野 宏 熊本大学, 自然科学研究科, 教授 (50145281)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 炭素ラジカルビルディングブロック / 多置換アセトキシジヒドロフラン類 / スピロジヒドロフラン類 / 1,2ージオキシノール類 / 環状テトラケトンビルディングブロック / スピロ化合物 / ポリキナン型複素環化合物 / インドール縮環化合物 / 1,2-ジオキシノール類 / カゴ型大環状化合物 / 大環状ナフタレノファン類 / 1,3-ジカルボニルラジカルビルディングブロック / 3-ビニルペンタンジオン / 2-ベンジリデンマロン酸 / Mn(III)酸化 / 複素環化合物 / 有酸素酸化反応 / 酸化的ラジカル反応 |
研究成果の概要 |
従来の炭素ラジカルよりも増炭された炭素ラジカルビルディングブロックとして設計された3-ビニルペンタンジオンや3-シクロヘキシリデンメチルペンタンジオンを合成し、それらを用いたMn(III)特有の酸化的ラジカル環化反応を調べた。その結果、高温条件下の反応では新規な含酸素複素環化合物である多置換アセトキシジヒドロフラン類やスピロジヒドロフラン類が得られた。一方、同様の反応を室温条件下で行うと、1,2-ジオキシノール類やスピロジヒドロジオキシノール類が得られた。これにより、1,3-ジカルボニル化合物の3位に共役系側鎖を持つ化合物は炭素ラジカルビルディングブロックとして有効であることがわかった。
|