研究課題/領域番号 |
25420089
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
竹市 嘉紀 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (40293758)
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研究協力者 |
川邑 正広 株式会社川邑研究所, 代表取締役社長
ジムコ マリアン ジリナ大学, 機械工学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 固体潤滑 / 高温 / モリブデン酸銅 / モリブデン酸銀 / モリブデン酸塩 / 還元反応 / 低摩擦 / 潤滑メカニズム / 摩耗低減 / 固体潤滑剤 / 軟質金属 / 成膜 |
研究成果の概要 |
一般的な固体潤滑剤では潤滑効果が発揮できない400℃以上の高温環境下において,潤滑性を発揮する材料としてモリブデン酸塩に着目し,その潤滑性能および潤滑メカニズムを調べた.モリブデン酸銅は基材の主成分である鉄を触媒とした還元反応により,酸化していない銅を生成し,この低せん断物質の生成により潤滑性が向上したと考えられた.さらに,モリブデン酸銀では200℃程度の温度において,せん断力が加わることによって酸化していない銀を生成し,モリブデン酸銅よりもさらに低温から潤滑性を発揮することが分かった.
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