研究課題/領域番号 |
25420894
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
岩井 保則 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 核融合研究開発部門 六ヶ所核融合研究所, 研究主幹 (70354610)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 核融合 / トリチウム / トリチウム水 / 触媒・化学プロセス / 化学工学 / 原子力エネルギー / 同位体分離 / 同位体交換 / プラズマ・核融合 / 濃縮 |
研究成果の概要 |
核融合炉で発生する大量トリチウム水を濃縮し、トリチウムをリサイクル処理するシステムの実現に向けた課題であった疎水性触媒の新規製造法の開発に成功した。無機物質をベースに疎水化処理を施す新たな触媒製法により、耐放射線性の目安となる530kGyの放射線照射に対して性能劣化がないこと、また通常使用される温度の70℃を大きく上回る600℃超の耐熱性確保にも成功し、従来触媒の技術的課題を解決した。さらに、本方法で作製した触媒は、従来の約1.3倍に相当する高い交換効率を達成することも確認した。この技術を基にメタル規則充填物を疎水性触媒化することで良好な水分散性能と高い交換効率が両立可能であることを示した。
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