研究課題/領域番号 |
25430053
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
田中 亮太 順天堂大学, 医学部, 准教授 (40407284)
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研究分担者 |
志村 秀樹 順天堂大学, 医学部, 准教授 (50286746)
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連携研究者 |
服部 信孝 順天堂大学, 医学部, 教授 (80218510)
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研究協力者 |
島田 佳明 順天堂大学, 医学部, 助教 (10761455)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | HSP27 / リン酸化 / 脳梗塞急性期 / 脳保護療法 / tPA / 血管内皮保護 / 脳梗塞 / BBB / Heat Shock Protein 27 / 脳保護作用 / 血管内皮細胞 / 血液脳関門 / 出血性梗塞 / 活性型合成HSP27 |
研究成果の概要 |
活性型合成HSP27による脳梗塞急性期の脳保護効果を解析した。マウスの脳梗塞急性期モデルにおける活性型合成HSP27の経静脈的投与は、24時間後の脳梗塞の体積を有意に縮小し、脳梗塞後の運動障害を有意に軽減させた。血栓溶解剤であるtPA併用時の脳梗塞においても、活性型合成HSP27の投与は出血性梗塞を減少させ、血液脳関門の破綻を有意に抑制した。活性型合成HSP27は脳梗塞急性期における酸化的ストレス、炎症反応、アポトーシス、血管内皮障害などを抑制し、強力な脳保護効果を示した。活性型合成HSP27は脳梗塞急性期の新たな脳保護薬として有用であると考えられる。
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