研究課題
基盤研究(C)
本研究では、除菌後に存在するDNAメチル化異常は幹細胞レベルで誘発されたものであることを示し、幹細胞レベルで誘発されたDNAメチル化異常の量が発がんに重要であることを明らかにすることを目的とした。しかしながら、特定遺伝子のDNAメチル化を組織レベルで観察することはできない。そこで、DNAメチル化の存在と発現の消失が1:1で対応するX染色体上の遺伝子 SMARCA1, FHL1等を利用した。胃がん切除症例の胃粘膜を用いて、これらの遺伝子の免疫組織染色を試みたが、腺管毎に、染色される腺管と染色されない腺管が存在するような、期待される染色パターンは得られなかった。
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Oncogene
巻: 32 号: 17 ページ: 2140-2149
10.1038/onc.2012.228