研究課題/領域番号 |
25440198
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
宮本 敏澄 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 講師 (00343012)
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研究分担者 |
幸田 圭一 北海道大学, 大学院農学研究院, 講師 (80322840)
重冨 顕吾 北海道大学, 大学院農学研究院, 助教 (20547202)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 積雪下 / 落葉 / 分解 / 菌類 / リグニン / 分子系統 / 酵素 / 積雪 |
研究成果の概要 |
積雪下で分解されつつあるリターよりリグニン分解能をもつ菌類を分離し、帰属する分類群やその生態、リグニン分解酵素の同定と温度特性を調べた。さらに積雪下のリター分解過程でのリグニン分解の正確な定量技術の検証を行なった。その結果、積雪下でリグニン分解に関わると考えられる菌類は多様な分類群に属する菌類により構成され、多様な植物種の落葉に生息していた。リグニン分解酵素については検討した5菌株のいずれにおいても、4℃で活性のあるLac、LiP、MnPが認められた。また、新たなリグニン定量法により積雪下のリグニン分解は従来考えられていたよりも速い速度で進行することが明らかになった。
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