研究課題/領域番号 |
25440237
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
岡崎 純子 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (20195332)
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研究分担者 |
植松 千代美 大阪市立大学, 理学研究科, 講師 (30232789)
山下 純 岡山大学, 資源植物科学研究所, 助教 (20432627)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 保全 / 光発芽種子 / アイナエ / 光環境 / 自動自家受粉 / 絶滅危惧種 / マチン科 / 植物園 / 生活史 / 遺伝構造 / 里草地 / 段階温度法 / 光条件 / 水分環境 / 系統 / 里草地植物 / フェノロジー / 個体数変動 |
研究成果の概要 |
大阪市立大学理学部付属植物園で発見された絶滅種アイナエ(マチン科)の保全を図るため,分布状況、生活史、環境条件、交配様式および遺伝的多様性の解明を行った。その結果大阪府では4地点で分布が確認された。野外集団では5月末に実生が出現し成長して8月~10月に開花結実した。種子は光発芽種子で、発芽・生育には十分な光が必要であることが判明した。交配実験からこの植物は自家和合性で自家受粉の割合が高いことが推定された。地理的遺伝構造はみとめられず植物園の集団の由来は不明瞭であった。この植物の保全には発芽成長期の光環境の確保が重要であり、フェノロジーに対応させた除草の実施が有効であると考えられる。
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