研究課題/領域番号 |
25450017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
作物生産科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
柏木 純一 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 講師 (60532455)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 乾燥抵抗性 / コムギ / 転流 / 穂温 / 旱魃抵抗性 / 子実成長 / 蒸散 / 遺伝資源 |
研究成果の概要 |
作物の旱魃抵抗性を改善するために,収穫部位の温度が,子実への同化産物の転流におよぼす影響について調査した.土壌乾燥環境下におけるコムギの子実発達には,系統間差が認められ,子実生長が大きい系統(SW-15)と小さい系統(SW10)を特定した.子実の貯蔵糖類を調査した結果,SW10の子実は,ショ糖含有率が,SW15よりも大きいことが示された.これは,SW10ではデンプン合成が十分に行われていないことを示唆している.そして,穂温には両系統間で差異が認められ,SW10の穂温は,SW15よりも高かった.この穂温の差異が,デンプン合成・分解酵素活性に影響して,子実生長に差異が生じた可能性が示唆された.
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