研究課題
基盤研究(C)
葯培養によるリンゴの倍化半数体(DH)の作出では胚様体形成、胚様体からのシュート誘導、増殖・馴化の各過程が律速要因となることが判明した。効率よくDHを獲得するためには上記の過程で分化能・増殖能に優れる品種を選抜することが重要で‘千秋’、‘Starking Delicious’、‘世界一’を好適品種として選抜した。1核前期から後期の花粉を多く含む緑蕾後期から中心花紅蕾前期の花叢を採取し、25日~35日間の低温処理を行うことで胚様体形成率が高まることが明らかになった。DH個体を片親に使用した交雑実生群を用いることで遺伝解析の精度が向上した。作出したDHから開花・結実する個体が確認された。
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The Horticulture Journal
巻: 86 号: 1 ページ: 1-10
10.2503/hortj.MI-094
130005312799
Journal of Japanese Society for Horticultural Science.
巻: 82(2) ページ: 114-124