葉緑体CemA2の機能と栄養環境変化における役割

• 研究課題/領域番号: 25450077
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 植物栄養学・土壌学
• 研究機関: 弘前大学
• 研究代表者: 大河 浩 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (70436012)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 葉緑体 / プロトン / 環境応答

研究成果の概要

葉緑体は光合成反応や脂質合成などの代謝経路において重要な役割を持っており、膜を通して様々な物質のやりとりをしているがその全容解明には至っていない。AtCemA2は葉緑体に局在し、AtCemA2機能欠損ホモ系統およびコントロール野性個体から単離した無傷葉緑体緩衝液懸濁液を用いた解析から、AtCemA2は光照射後のプロトン放出活性に関与していることが示唆された。これらのことから未解明であった葉緑体包膜プロトン輸送に関与する分子実体の1つはAtCemA2であると結論づけた。

研究成果

• [学会発表] 葉緑体プロトン放出能へのCemA2の寄与 (2014)
  • 著者名/発表者名: 貝塚 亮、田中康史、大河 浩
  • 学会等名: 第４回東北植物学会大会
  • 発表場所: 山形大学（山形）
  • 年月日: 2014-12-13 – 2014-12-14
• [学会発表] プラスチド局在性cemA2プロトン放出機能と役割 (2014)
  • 著者名/発表者名: 田中康史、貝塚 亮、石間森人、大河 浩
  • 学会等名: 第78回大会日本植物学会
  • 発表場所: 明治大学（神奈川）
  • 年月日: 2014-09-12 – 2014-09-14
• [学会発表] プラスチド局在性cemA2の発現特性と役割 (2013)
  • 著者名/発表者名: 田中康史，大河 浩
  • 学会等名: 日本植物学会
  • 発表場所: 札幌
• [備考]
  • URL: http://hue2.jm.hirosaki-u.ac.jp/search?m=home&l=ja