研究課題/領域番号 |
25450231
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人 森林総合研究所 |
研究代表者 |
岡本 隆 国立研究開発法人 森林総合研究所, 東北支所, チーム長 (30353626)
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連携研究者 |
松浦 純生 京都大学, 防災研究所, 教授 (10353856)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 地すべり / 地震 / 加速度 / 振動特性 / 地震動 / 観測 / 周波数 |
研究成果の概要 |
地すべり地における地震動特性を明らかにするため、新潟県上越市の地すべり地の内部移動域と側部不動域の2箇所において加速度型強震計による地震動観測をおこなった。移動域はぜい弱化した強風化泥岩および強風化凝灰岩からなる。観測された有意な地震は2回(M3.0、M6.7)である。両地震とも地震動の最大加速度および最大速度は移動域の方が大きくなる傾向にあり、地すべり地内では地震動が強くなることが明らかとなった。フーリエ解析の結果、地震動の周波数分布は相対的に軟弱地盤である移動域で1Hz前後の周波数帯の振動が増幅される特徴があり、これが移動域において相対的に地震動が強くなった要因と考えられた。
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