研究課題/領域番号 |
25450258
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
郡山 益実 佐賀大学, 全学教育機構, 准教授 (30380794)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 有明海 / 底泥 / 巻き上げ / 懸濁層 / 栄養塩 / 吸着態リン / 吸着態NH4 / 吸脱着 |
研究成果の概要 |
本研究では、有明海底泥の巻き上げに伴う懸濁層における栄養塩動態、特に底泥土粒子への栄養塩の吸脱着特性について現地調査や室内実験より検討、考察した。その結果、①.現場海域における巻き上げ時の水質環境と栄養塩濃度の時空間変化が把握された。②.六角川河口付近の懸濁層におけるNH4+とPO43-濃度には、激しい底泥の巻き上げと河川水からの移流が相互に影響していることが重回帰分析より示された。③.底泥の巻き上げ実験より、懸濁層におけるNH4+とPO43-濃度の変動には、巻き上げられた土粒子から脱離した吸着態由来のNH4+とPO43-が大きく寄与し、それは巻き上げ強度(SS濃度)に依存することが示された。
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