研究課題
基盤研究(C)
H25年度は日本で多く食されてきた褐藻類の水溶性多糖類のアルギン酸およびラミナランのラット盲腸内フローラへ与える影響について検討した結果、腸内フローラの変動とともに、腸内発酵の促進、腐敗産物の低減が認められた。H26年度はタンパク源(ミルクカゼイン、大豆タンパク、魚粉)の違いによる影響を検討し、大豆タンパクおよび魚粉を与えたラットでは盲腸内のインドールおよび硫化水素などの腐敗産物の増加が確認された。この腐敗産物の増加は海藻の摂取によって改善された。H27年度は腸内環境改善能を示したアルギン酸およびラミナランのラットにおけるサルモネラ侵入抑制について検討し、アルギン酸の感染抑制能が確認した。
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