研究課題
基盤研究(C)
農業用排水路の魚巣と魚溜のような環境配慮工の最適な配置を決定するため,基礎研究を行った.魚巣のみが設置された排水路(単独水路)と,魚巣が魚溜と組み合わせて導入された水路(併設水路)を対象に,水理観測を行った.乱流特性と魚の消費エネルギーを魚巣,魚溜,その他(対象区)で比較したところ,魚巣は多くの乱流特性において乱れが最も小さく,魚の休息場として有効であることが示唆された.また,流れのシミュレーションと生息場適性指数モデルを組み合わせ,魚巣,魚溜での底生魚と遊泳魚の生息地適性を比較した.
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Ecological Engineering
巻: 61 ページ: 182-189
10.1016/j.ecoleng.2013.09.026