研究課題/領域番号 |
25450495
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
姜 東鎮 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (20409080)
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研究分担者 |
石井 康之 宮崎大学, 農学部, 教授 (50211032)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ファイトレメディエーション / ネピアグラス / 乾物収量 / 吸収濃度 / 放射性セシウム / カリウム肥料 / 除染率 / 除染効率向上手法 / 腐植量 / 高密度 / 刈取り回数 / 放射性カリウム競合 / 高密植 / 茎葉部乾物収量 |
研究成果の概要 |
本研究は浪江町の警戒区域内の高レベル汚染農地(137Cs:23,000~28,000Bq/kg土壌)で,ネピアグラスを用いて,植物体に最大に放射性Csを吸収させる除染効率向上手法を確立するための実証試験を行った結果,除染率は土壌中の腐植量が多い土壌ほど高いことや,慣行カリ肥料施与量に対し,80%減らした20%カリ肥料施与条件下(低カリ肥料施与区)で単位面積当たりに株数を多く植付けする高密植条件で年2回刈取りが最も有効であることを明らかにした.農地除染を行う際は土壌中のカリ養分減少に伴う地上部乾物収量の減少が除染率の減少につながるため,カリ肥料施与が不可欠であることを明らかにした.
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