研究課題/領域番号 |
25460047
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 (2015) 名城大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
小嶋 仲夫 鈴鹿医療科学大学, 医用工学部, その他 (80333178)
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研究分担者 |
植田 康次 名城大学, 薬学部, 助教 (30351092)
岡本 誉士典 名城大学, 薬学部, 助教 (50512323)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 白金4価錯体 / 活性酸素種 / 酸化ストレス / グルタチオン / 薬物耐性 / タイムラプス解析 / ヒト卵巣がん / シスプラチン耐性 / 細胞障害 / 細胞内還元 / 抗がん作用 / 細胞内分布 |
研究成果の概要 |
白金4価[Pt(IV)]錯体は、抗がん性白金2価[Pt(II)]錯体のプロドラッグであり、Pt(II)錯体シスプラチンの耐性化問題を克服できることが期待されている。本研究では、シスプラチン感受性あるいは耐性をもつヒト卵巣がん細胞を用いて、Pt錯体の細胞内動態、Pt(IV)錯体による耐性克服機構の解明を試みた。その結果、シスプラチンのPt(IV)錯体であるcis-Pt(IV)の細胞内動態は、シスプラチンと同一であるが、シスプラチン耐性ヒト卵巣がん細胞に対して細胞障害性を示し、その過程で活性酸素種を産生していることが明らかとなった。この成果は、Pt(IV)錯体の最適化に貢献できると考えられる。
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