研究課題/領域番号 |
25460167
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
山折 大 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 准教授 (40360218)
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研究分担者 |
大森 栄 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 教授 (70169069)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ヒト胎児肝細胞 / 胎児毒性 / 薬物代謝酵素 / 発現解析 |
研究成果の概要 |
本研究は、ヒト胎児肝細胞を用いた胎児毒性評価系を構築し、その分子毒性基盤を確立することを目的とした。妊婦への投与が禁忌となっている医薬品を含めた多くの化学物質の肝細胞毒性を評価した結果、タモキシフェン、ジクロフェナク、レチノイン酸などが強い毒性を示した。解毒酵素であるグルタチオン-S-転移酵素はこれらの毒性を軽減することができなかった。また、解析した多くの化学物質は胎児肝臓のシトクロムP450や硫酸転移酵素など多くの薬物代謝酵素の発現を誘導することが明らかとなった。
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