研究課題
基盤研究(C)
低血糖時の副腎髄質からのカテコールアミン分泌におけるムスカリン受容体の役割を調べるために、ムスカリン受容体ノックアウトマウスを用い実験を行った。24時間絶食させたマウスにインスリンを投与し血糖値を下げ、血中のカテコールアミン量の継時変化を野生型マウスと比較した。しかしながら、両者に有意な差はみられなかった。モルモット副腎髄質細胞やPC12細胞を用いた実験により、ムスカリン受容体によるカテコールアミン分泌に非選択的陽イオンチャネル(TRPCチャネル)がSTIM1分子と共に関わっていることがわかり、ムスカリン刺激にTRPCチャネルの細胞内局在が変化することを見いだした。
すべて 2016 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (3件)
Neuroscience
巻: 301 ページ: 134-143
10.1016/j.neuroscience.2015.05.080
Br. J. Pharmacol.
巻: 172 号: 5 ページ: 1348-1359
10.1111/bph.13011
巻: 253 ページ: 245-255
10.1016/j.neuroscience.2013.08.046
Pflugers Arch-European Journal of Physiology
巻: 465(7) 号: 7 ページ: 1051-1064
10.1007/s00424-013-1222-3