研究課題/領域番号 |
25460469
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 公益財団法人がん研究会 (2014-2016) 独立行政法人国立国際医療研究センター (2013) |
研究代表者 |
飯塚 利彦 公益財団法人がん研究会, がん研究所 病理部, 研究員 (80323707)
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研究分担者 |
石川 雄一 公益財団法人がん研究会, がん研究所 病理部, 部長 (80222975)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 肺癌 / long noncoding RNA |
研究成果の概要 |
Long noncoding RNA (lncRNA)であるHOTAIRはポリコーム蛋白質EZH2と核内で結合し、遺伝子発現をエピジェネティックに調整して発癌に関与していると考えられている。我々は、肺腺癌手術83例におけるHOTAIRの発現をqRT-PCR法で、EZH2の発現をqRT-PCRおよび免疫染色で検討し、種々の臨床病理学的因子との関連を検討した。HOTAIRおよびEZH2の発現は肺腺癌の組織学的分化度と関連しており、更に両者を合わせて測定することで非常に正確な予後マーカーとなることがわかった。 以上の結果はlncRNAが肺腺癌の診断、予後予測マーカーとしての有用性を示唆している。
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