研究課題/領域番号 |
25460494
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高原 和彦 京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (90301233)
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研究分担者 |
稲葉 カヨ 京都大学, 大学院生命科学研究科, 教授 (00115792)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | C. albicans / C型レクチン / 糖鎖 / IL-10 / 免疫制御 / 免疫抑制 / レクチン / 敗血症 |
研究成果の概要 |
1970年代からC. albicans感染患者の血清に免疫抑制的な成分が存在する事が知られていた。そこで申請者は、C. albicans表面マンノプロテイン由来N-glycanを用い、その免疫抑制作用を検討した。当該N-glycanをリポ多糖と共にマウスに投与したところ、血液内の免疫抑制性サイトカインIL-10の産生昂進を認めた。一方で、IFN-gおよびTNF-aの産生は抑制された。また、当該N-glycanは致死的な敗血症モデルにおいてマウスの死亡率を改善した。よって、当該N-glycanは生体のIL-10産生を昂進し、免疫応答を抑制することが示唆された。
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