研究課題
基盤研究(C)
本研究では赤痢菌エフェクターであるIpaHファミリータンパクの包括的機能解析を行った。IpaH0722は赤痢菌感染時のファゴソーム破壊により誘導されるPKC―NF-kB経路を自身の有するE3リガーゼ活性依存的に阻害することが明らかとなった。その抑制機構を解析したところ、シグナル因子であるTRAF2を標的とし、ユビキチン化、プロテアソーム分解へと導くことでNF-kB活性化を抑制することが示された。一方、IpaH5はI型インターフェロン活性化を抑制していることが明らかとなった。IpaH5は宿主標的Xと結合しユビキチン化修飾、プロテアソーム分解へと導くことでそのシグナルを抑制することを明らかにした。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 図書 (1件)
Front Cell. Infect. Microbiol
巻: 5 ページ: 100-100
10.3389/fcimb.2015.00100
Front Immunol
巻: 6 ページ: 219-219
10.3389/fimmu.2015.00219
Frontier Immunology
巻: In press
EMBO J
巻: 33 号: 22 ページ: 2598-600
10.15252/embj.201489934
Cell Microbiol
巻: 16 号: 12 ページ: 1757-66
10.1111/cmi.12367
Proc Natl Acad Sci USA
巻: 111 号: 40
10.1073/pnas.1324021111
Nature Reviews Microbiology
巻: 12 ページ: 1-15
PLoS Pathog.
巻: 9 号: 6 ページ: e1003409-e1003409
10.1371/journal.ppat.1003409
Cell Host Microbe
巻: 13 号: 5 ページ: 570-583
10.1016/j.chom.2013.04.012